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虫(むし)は、日本のロックバンドであるザ・スターリンの通算3枚目のアルバム。 1983年4月25日にクライマックスレコードよりリリースされた。 初回プレスはLPのジャケット前面が円く穴のあいた特殊ジャケットで、丸尾末広画のピクチャーレコードになっており、特典として同ジャケットのB2版のポスターが付属していた。 ==解説== ザ・スターリンの通算3枚目となるフルアルバム。ジャケット裏面に各曲のタイトルと歌詞、「作詞・作曲・編曲・演奏・ザ・スターリン」と記載されているのみで、その他の情報は一切記載されていない。前作『STOP JAP』に比べると、ハードコア色が増し、歌詞は単語や短文の言い切りが多く、この大きな変化に当時のファンは戸惑った。特にタイトル曲である「虫」は、10分近くにも及ぶ大曲で、全体的にどっしりとした重厚な楽曲となっている。これは前作『STOP JAP』が「歌詞はいいが、音は平凡」というような風評への反抗であり、同じく前作においてレコ倫による多くの歌詞修正〔レコ倫ことレコード倫理審査会は、日本レコード協会に加盟するメーカー各社による組織で、その協会に加盟するメーカー各社が発売する邦楽の歌詞を検討して問題があれば指摘、そのまま市場に出した場合に起こると考えられる問題の予測をメーカーに通達する。ただし発売禁止などの権限は無く、歌詞の変更や削除、発売中止などは、あくまでメーカー各社に決定権があり、そもそも協会に加盟していないメーカー(インディーズ等)は審査の対象外となっている。〕という言葉狩りをされたことに対しての意思表示であった。また、この時期のザ・スターリンはメンバーがかなり流動的で、アルバムのリリース後にライブツアーを行っているが、レコーディングメンバーとは異なっている。また、同年6月11日に明治学院大学で行われたライヴを最後にギター+ベースのメンバー2人が脱退、ボーカルの遠藤ミチロウは「ザ・スターリンはこの時点で事実上解散した」と語っている。ちなみに、このアルバムの録音中、隣のスタジオでは16才の中森明菜が録音していた。そしてこのアルバムにはレコーディング時のメンバー、中田ケイゴの行動より生まれたタイトルが多くあると後に遠藤が語っている。 千原ジュニアが生まれて初めて買ったCDがこのアルバムである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「虫 (アルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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